Mobingi Blog from 赤坂見附

クラウド自動化ソフトウェアを提供するスタートアップの公式ブログです

MasterCloud

こんばんは😄✨

マーケティングの王です。

昨年はたくさんの方々に大変お世話になり、たくさんの方々に助けて頂き、誠にありがとうございました。

今年もモビンギを宜しくお願い致します。

1月23日に株式会社Ptmindさんのイベントスペースにて、MasterCloud第9回を行いました。

今回は新春クラウドLT大会っていうことで、私も簡単に自己紹介と今年の抱負について発表して来ました。(発表内容はクラウドと全く関係ないでしたが、)

最後に私の発表内容も公開しますので、(恥ずかしいんですが)興味があったら是非最後まで読んでみてください!笑

 

登壇した方々の発表内容もメモを取って来ました。

 

澤登 亨彦さん(Amazon EFS/Azure Filesとイベントドリブンバックアップの話)

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まず、クラウドにおけるマネージドファイル共有サービスの紹介がありました。AWS には Amazon EFS、Azure には Azure Files があるとのことです。
Amazon EFS の場合、バックアップには EFS を 2 つ作って rsync することをドキュメントで紹介されていたり、まだまだ機能が少ないのとこと。
一方、Azure Files はスナップショット機能があったりと機能が豊富で、周辺ツールと合わせて一度は使ってみることをオススメとのことでした!
次に、Shifter サービス(https://getshifter.io)で、構築しているバックアップ手法についての紹介がありました。
Shifter では Amazon EFS を使っており、DynamoDB, Lambda, AWS Batch, S3 とイベントドリブンでのバックアップを構築しているとのことです。
ポイントとしては、STS で適切な認可処理を行うこと、扱う単位ごとに UUID を付けることでマイクロサービス間での連携が楽になるとのことでした。
 

安藤 高志さん(コラボレーション力アップのためのクラウド大活用術!)

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会社紹介とプロダクトになっているdatadeckのデモ
会社紹介では、オフィスの大半がDIYであることやカーペットやバーカウンタがあったりと特徴あるオフィスとのこと。日本側は十数人で大半が中国、欧米圏の人材で全体で170名ほどいるそうです。主なプロダクトとしているdatadecはデータ解析分析、管理を容易に行え、かつ、共有することができるサービス。UIも良く出来ていてエンジニアからエンドユーザまで幅広く使える印象。
連携先はDBからファイル、および、各種サービスのデータなど多岐にわたる。
エンジニア向けにslack連携も用意してあり、共有や通知環境が手軽に構築できるになっていて便利そうです。

 

@Tariaさん(パケットを無駄なく使う)

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普段活用されることの少ないパケットデータを活用していきましょう!というお話でした。
パケットデータは、垂れ流しになるか、長期保存されるかのどちらかで、どちらも活用されることが少ないとのことです。
活用とは、可視化するだけでなく、その後のアクションも含めたものが重要とのことでした。
そこで、PacketHooker というツールを作ったとのことです。
キャプチャ・分析・処理がモジュールとなっており、拡張も容易になっているとのことです。
LT では、負荷をかけた Web アクセスを行い、閾値を超えたら Slack へ通知するデモが披露されました。
ぜひツール(https://github.com/simpart/packethooker)をチェックしてみて下さい
 

内田 学さん(aws chalice で作る Slack 翻訳 bot

f:id:zui-ou:20180129165939j:plainAWS chaliceと翻訳APIを組み合わせてチャットボットを作ってみたお話。チャットで英語に遭遇した際にコピペが必要なので、slackのリアクションで国旗を指定すると翻訳したメッセージをボットが返してくれるといった代物。nodejs+google翻訳APIでサンプルはあるが、python+lamdaに置き換えて作ってみた際の知見が詰まったLTでした。slackAPIは同期処理すると動作が変だったり、デモ用途ならyandex translateと言うロシア製の翻訳APIがあるよとか。amazon translateもあるけど自動言語判別がないので、ひと工夫必要地などなど細かな気づきが盛りだくさんでした。 
 

以上10分LTでした、ここから5分LTのメモです。

 
森 真也さん(クラウドエンジニアが英語とどう向き合うか考えた)

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英語の勉強をしていたら、サービスの自作までしてしまった!というお話でした。
苦手な英語を克服するべく、オンライン英会話などに挑戦していたが、これまで覚えた単語や例文の数が多くなり復習が大変になってきたとのことでした。
そこで、自作単語ツール&自動読み上げツール「beeGlobal」というサービスを作ったととのことです。読み上げには Amazon Polly を利用するなど、エンジニア力と英語力どちらも向上し良い循環になりそうです。
また、 AlibabaCloud MVP に選出、フリーランサーとしても開業したとのことで、おめでとうございます!

吉田 真吾さん(How to design the Voice User Experience)

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amazon Echoを使ったデモと作り方の話。
まず、どうデザインするのかが重要。特にlamdaに渡すまでの部分で、想定するストーリーと具体化した台本のデザインが大事とのこと。コールセンタの自動応答的な感じなんでしょうかね。
テストで実際に話かけてみて応対キーワードの揺らぎを模索する。
skillbuilderでインテントを用意するとイベント構造の組込みがラクになる。
このときに言葉の揺らぎを想定して類似するキーワードを作っていく。
skillbuilderの削除ボタンに罠があるので小まめなバックアップが不可欠と。
テストが通らないときはlamda側の設定準備が漏れてないかチェックすると良いそうです。
 

Dimitri Akimaruさん(Unity+FirebaseでAI SNSを開発)

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人と人の結びつきをより簡単にできるようなアプリを展開している、Morphus という会社を作ったとのことでした。
同じようなバックグラウンドや、興味を持つ人を簡単に見つけ、知り合うことができるとのことです。
使っている技術スタックは Blender, Unity, Firebase, Heroku とのことです。 
既に Android, iOS でアプリはリリースされているとのことですが、まだDownloadしないで欲しいとのことでした!これからもっともっと洗練されていくのでしょうね!
 

秋吉 絵理香さん(サバ缶屋の危機!?営業SAから見た次世代MSP)

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これまでのサーバ管理から、クラウドにあったサービスを提供することが重要だというお話でした。
re:Invent 2017に参加し、サーバーレスが来ているという実感があるるとのことです。
これまでのお客さんからの依頼は、サーバ管理・構築というものが多かったとのことですが、今はクラウドに関する要望が多く、これまでのサーバ管理屋さんからの変化を実感しているとのことです。 
また、営業でありながら、AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイトにも合格しているとのことです。すばらしいですね!

佐々木 拓郎さん(クラウドエンジニアよ電子書籍を書こう)

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電子書籍を書くススめについてのLT

オンプレからAWSにシフトした経験を生かして設計本などを書いているそうです。
エンジニアとしてアウトプットは大事であるといった点と、紙媒体での維持に限界があることから手軽な電子書籍がお勧めといった話。
利用経験条の話で、snowballで色々ハマったことや最近流行り?のCloud9にまつわる盲点までざっくばらんな話の後、なぜ執筆するかを話てもらいました。
執筆自体には、書いた実績・非専門家からの信頼度、自己紹介代わりなど受けるメリットはそれなりにとのこと。具体的なお金の話となると、時給換算してしまうと余りコスパはよくないとか。kindle電子書籍のほうが印税ロイヤリティもよくページ数も少なめで済むので気軽に取り組めるそうです。
 

山下光洋さん(Alexaから君へ)

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amazon Echoネタをもう一つ
ライブコーディングでアレクサスキルを動作させるまでをデモ。
特定のキーワードを起点にランダムにとあるマンガの名セリフを返してくれるスキル。
主な活動の場は大阪だったのですが、仕事の関係でしばらく東京で活動しているそうです。
 

丸山 ひかるさん(Elasticsearch のマネージドサービスを比較してみた)

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AmazonES、Elastic Cloud の比較から導入決定までのプロセスのお話でした。
導入のバックグラウンドは、「駅すぱあと」での障害対応、顧客サポート対応を向上するためにWeb サービスのELBログを可視化したいとういうものでした。
どちらも甲乙つけがたかったとのことですが、最終的には Elastic Cloud を選定したとのことです。
Elasticsearch 自体の REST API が優れていた点や、本家という安心感があったとのことです。 
 

@shnagaiさん(オンプレ思考からクラウド思考へ)

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オンプレ主体からクラウドへスキルチェンンジした際に感じたことについてのお話。
構築プロセスが根本的に違う話からアジャイル的な取り組みで環境構築も行う感覚といったところから、プロジェクト終わった際の評価軸に自己スキルアップ感よりも実現スピードが期待通りだったかといった要求側視点に移っている。
最近でてくるクラウドロックインについても、裏側の仕組みを意識しつつアップデートを取り込んでみるといった取組み方が重要とみているとか。
障害との付き合い方については、ある程度のブラックボックス化は許容するつもりで付き合う方が良いのかもといった見方も。
最後に、実現したいことの取組に集中できる恩恵は大きいとしつつも、他のクラウドや本来裏側にある手段のことを想像しながら作れるようになると思考の手助けになるのこと。
 

Jane Zhouさん

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今年の抱負はクラウドアーキテクトになりたいとのことです。ちなみに今年の元旦は飛行機に乗っておりクラウド(雲)の上にいたそうです!
早速、AlibabaCloud を使って自分のホームページを作ったとのことで、すばらしいですね!
 

王 蕊(超初心者の私がAWSのコミュニティーに入って、今年目標にしていく事)

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(実は超....IT初心者です

モビンギに2017年6月に入社、12月まで事務関係の仕事をしてましたが、去年の年末に2回ぐらいのクラウド女子会という勉強会に参加してますますITに興味が出てきました。

今年の1月からからマーケティングの仕事を始めたので、これからいろんな活動をして行きたいです。
色んな勉強会にも参加したいと思ってますので、見かけたら是非お声をかけて頂くと嬉しいです😆
マーケティングのやり方が全く分からないなので、私の上司も募集中です!
AWS初心者チームを作って勉強会を始めたいなので、本気で勉強したい仲間を募集中です。
(興味がある方は是非私のFBへアクセスしてください!ID:  rui.wang.77377
 
 
懇親会
最後に懇親会も行いました🍕🍻

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★☆次回のお知らせ☆★

 

次回のMasterCloudは2月13日になります。

なんと.............神回の予感?????👀👀

MasterCloud第10回 ~超AWS神回の予感~(マスタークラウド) - connpass

 

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connpassで公開二日目で満席になった為、キャンセル待ちになりますが、LTならまだ2席空いてます。

(ただ女子限定です)

 

 

長文になりましたが、貴重な時間を割き、お読み下さいまして誠にありがとうございました。