Mobingi Blog from 赤坂見附

クラウド自動化ソフトウェアを提供するスタートアップの公式ブログです

クラウド自動化モビンギが2億5000万の資金調達を完了!

 

クラウド自動化プラットフォーム「Mobingi ALM」を展開するモビンギ株式会社(所在地:東京都新宿区、代表取締役:張 卓)は1/16(月)第三者割当増資を実施し、合計で2億5000万円の追加調達したことを発表します。

出資VCは前回のシード投資にも参加したDraper Nexus Ventures(リード投資家)、アーキタイプベンチャーズ。また今回の資金調達に伴い、Draper Nexus Ventures倉林陽氏が社外取締役に就任します。

調達した資金は現在提供中のMobingi ALM、近日中に公開予定の新サービスMobingi Waveを中心とするサービスの開発・運用、組織体制の大幅な強化に充てる予定です。

 

Mobingi ALMとは

ユーザーとクラウドプロバイダーの間に入り直感的なユーザーインターフェースからAWSAmazon Web Service)等の各クラウドサービスへのアプリケーションの実行を行うクラウドSaaS型プラットフォーム。

ユーザーはマウスのクリックやドラッグと行った簡単な操作のみで必要条件を指定、自社開発した独自プログラムによりコンテナベースのアプリケーションの構築を可能な限り自動化する。

加えて指定したGitリポジトリからのコードの自動デプロイ、監視機能やログの閲覧取得といった運用部分を賄う機能も備わっており、ユーザーはMobingi ALMが提供するダッシュボードから操作を完結することが可能。ALMの由来であるApplication Lifecycle Managementを実現するサービスだ。

現在同サービスはマルチクラウド対応を進めており、将来的にはユーザーがどのクラウドを利用するかを意識せず、料金/容量/速度/パフォーマンス・・と行った条件に合わせ、最適なクラウドを活用できるようになる。

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Mobingi Waveとは

ユーザーが実行した各クラウドのサーバーインスタンス、その他リソースの運用管理を自動化するプラットフォーム。Mobingi ALMがDevOpsでいう開発段階に重きを置いているのに比べ、Mobingi Waveは運⽤に⽋かせない数々のオペレーション業務を自動化する。

ハイブリッドクラウドやマルチクラウド戦略を考えるにあたり、その膨大な工数と比例する組織の拡張・編成見直しにより、脆弱性や管理の難しさが指摘される。Mobingi Waveをその間に挟むことにより、ユーザーは全てのリソースを同じUXと標準的技術で1つのダッシュボードから管理できるようになる。

具体的にはネットワーク、VM、データベース、ストレージといったクラウドリソースの管理、並びにコスト管理・最適化に向けた各クラウドのレコメンドなども表示される。

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 Mobingi Waveイメージ図: 2017年夏公開予定